有給休暇の取得が義務化されます。この機会に生き方・働き方を見直しませんか?

2019年3月25日

こんにちは。ガリガリ税理士の中原(@makito_tax)です。

おそらく人生最後であろう、有給休暇を消化しました。

 

有給休暇とは?労働者に与えられる当然の権利である

「1年に5日は有給休暇を取得させましょう。破ったら罰金に処す。(可能性がある)」

 

2019年4月1日から働き方改革のひとつとして、会社に対し、有給休暇の取得が義務化されます。

有給休暇とは、賃金が支払われる有給の休暇です。休日ではありません。

 

半年働いたら10日、それ以降だんだんと増えていきます。(パートさんは労働日数によって少なくなります)

【厚労省より】

 

ちなみに休日と休暇のちがいですが、

  • 「休日」⇒もともと働かなくていい日
  • 「休暇」⇒働かないといけないが会社が労働義務を免除する日

となっています。

 

この有給休暇、サラリーマンとしての当然の権利であるにもかかわらず、100%消化している人がとても少ないのです。

ブラック企業が多い税理士業界ではこの傾向が強く「取得したくてもできない」なんて人もざらにいます。

(ボスやお局のプレッシャーは桜木花道のフンフンディフェンスなみです)

 

2018年の調査でも、有給休暇取得率が約50%と世界的にみてもかなり低い。

日本人は勤勉だから世界と比べても意味がない、という意見もわかります。

 

しかし、毎日8時間以上も人生の大切な時間を捧げているにもかかわらず、せっかく与えられた休む権利を放棄する。

本当にそれで後悔しませんか?(有給休暇は2年間で消滅します)

 

家族のため、自分のために有給休暇を取得しましょう

4歳の愛する娘が高熱をだしました。

これまでも病気が心配で有給休暇を取得することはありましたが、最後の有給休暇のタイミングで病気になるとは。

 

お出かけができず残念ですが、そばにいて看病してあげることならできます。

こんな些細なことでも、自分で選択することの大切さを感じるのです。

 

まとめ

有給休暇の取得が義務化されます。

この機会に少しでも、今の生き方・働き方を見直してみませんか?

月末に退職すると社会保険料が2か月分に?必ずしも損をするわけではありません。

 

■娘日記

ヒトメタニューモウイルスに感染し、4日目。

はじめての修了式なのに欠席。かわいそうでなりません。