個人事業主の開業費とは?範囲は?いつ経費になるの?

2019年2月5日

こんにちは。ガリガリ税理士の中原(@makito_tax)です。

 

個人事業主の方は経費がもれがちです。

開業費を忘れていませんか?

 

 

開業費とは

開業費とは、事業をはじめるまでにかかった準備費用です。

 

たとえば、

・名刺

・交際費

・セミナー代やその交通費

・WEBサイトの作成費

あげだしたらキリがないくらい範囲が広いですね。

 

このうち10万円以上の「モノ」は固定資産として、決められた年数(耐用年数)で経費にしていかなければなりません。

つまり、耐用年数があるので開業費にはならないのです。

(WEBサイトの作成費は「モノ」がないので、10万円を超えても開業費になります)

 

ちなみに商品や材料は、開業費ではなく仕入です。

 

 

開業費はいつ経費になるの?

開業費は、好きなときに好きなだけ経費にすることができます。

「いつでも経費にできる貯金」なのです。

 

たとえば、開業費が100万円あった場合、

・1年目は赤字だったので、経費にせずとっておこう

 

・2年目は軌道にのりだしたので、10万円を経費にしよう

 

・3年目はもうかったので、残り90万円をすべて経費にしよう

 

なんてこともできるのです。

 

 

どれくらい前のものが開業費になるの?という点ですが、特に決められていません。

(数年かけて準備することはあまりないのではないでしょうか)

内容を説明できるようレシートを保管しておきましょう。

 

 

まとめ

「経費になるものをきちんと経費にしてあげる」

これが1番の節税です。払う必要のない税金を払わないようにしましょう。

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