言葉のパワーに気をつける

2021年7月21日

使い方によって、どんな姿にも形を変えてしまう言葉。

言葉のパワーに気をつけるようにしています。

 

クッション言葉を使わない教師

先日、警報がでていた関係で、娘を学校に迎えにいくことになりました。

行列が大嫌いなわたしは、そもそも待たされる場所にはいきません。

しかし、娘のためなど「どうしようもないとき」は、早めにいくことで待つ時間を圧縮しています。

(割り込みといったルール違反はしない主義です)

 

「3列に並んでください」

なんとか前から3番目をキープしましたが、はじめての試みだったのか、長い時間待たされることに。

(子どもを教室に待機させ、ひとりずつ案内するというスタンス)

 

待つこと30分。

待ちくたびれたわたしに、唯一かけられた言葉は「ちゃんと並びました?」でした。

 

うしろを振り向くといつのまにか2列になっており、

  • 若い
  • 上着がジャージ

という見た目のせいもあったのか、そういった言葉になったのかもしれません。

 

しかし、子どもを見守る「教師」という仕事。

せめてクッション言葉を使うことはできなかったのでしょうか。

もちろん、「並びました」という返事に対しての謝罪の言葉も一切ありません。

 

わたしの心はナイフを刺されたように傷つき、より一層公務員が嫌いになるのでした。

(やさしい公務員さんもいらっしゃいますが)

 

マンガは絵より言葉(セリフ)が響く

「マンガ」が大好きで、毎日のように読んでいます。

仕事でも有名な漫画家さんをサポートする機会にめぐまれ、業界の話を聞いているだけでワクワクします。

 

マンガを読んでいて感じるのが、「絵より言葉(セリフ)が刺さることがある」ということ。

ビジュアルのほうが伝わりやすいですが、言葉のほうが「より深く伝わる」ということではないでしょうか。

 

最近読んだ『週刊少年ジャンプ』40周年記念出版 マンガ脳の鍛えかた (愛蔵版コミックス)にも、「言葉をいかに工夫しているか」が詳しく書かれていました。

言葉のパワーを知っているプロだからこそ、最新の注意をはらっているのだろうなとあらためて尊敬しました。

 

ネガティブな言葉を使わないようにする

普段から、ネガティブな言葉を使わないようにしています。

  • 疲れた
  • 忙しい
  • 至急

といった言葉を使うだけで元気を奪われたり、時間に追われているような感覚になってしまうからです。

 

Twitter でよく「お疲れ様です」という言葉を見かけますが、「別に疲れてないのにな…」とモヤモヤしてしまいます。

(ほかの人を気遣っているのだろうとは思います)

 

しかし、「めんどくさい」というネガティブな言葉でも、あえて使うことで「嫌いなことをいかに効率化するか」を考えることができます。

言葉との向き合いかたをかえるだけで、自分の行動までも変えることができるのです。

 

まとめ

言葉のパワーに気をつけることについて書きました。

自分の言葉を見直す、いいきっかけになりました。

 

■娘(7歳)日記

小学校ではじめての個人懇談。

ほめられっぱなしでニヤニヤが止まりません。

待っている間、娘に学校を案内してもらいました。