インボイス制度で本名がバレる?個人事業主は登録をどうする?

2022年7月29日

インボイス制度のデメリットとして、「個人事業主が登録すると本名がバレる」というものがあります。

本名を隠したいなら、登録しないという方法も選択肢のひとつです。

 

インボイス制度に個人事業主が登録すると本名がバレる

2023年10月からはじまる予定のインボイス制度。

登録することで、「国からもらえる番号がついた特別な請求書(インボイス)」をつくれるようになります。

 

ですが、個人事業主が登録した場合、番号と一緒に「本名」がインターネットに公開されてしまいます。

ペンネームで活動している、マンガ家・作家にとっては大問題ではないでしょうか。

 

本名のかわりに屋号を出せればいいのですが、「本名+屋号」はできても「屋号だけ」ということはできません。

「インボイスに登録しないと排除される」という意見もありますが、マンガ家・作家のような「替えがきかない存在」には当てはまらないと考えています。

登録する必要があるのかどうか、出版社・担当者と話し合ってみるようにしましょう。

 

インボイス制度に個人事業主の美容師は登録しなくてもいい

インボイスに登録しない場合、

  • 自分→消費税がもらえなくなる
  • 相手→払う税金(消費税)が高くなる可能性がある

のように、大きくわけて2つの影響があります。

 

ですが、ほとんどのお客さんが消費者である美容師は、どちらも関係がありません。(経営者と美容師がちがうなら影響あり)

 

消費税がもらえなくなるなら、サービス料金を値上げ(税込3,300円→税抜3,300円)すれば、受けとるお金はおなじです。

もちろん、お客さんの払うサービス料金は変わりませんし、払う税金(消費税)が高くなることもないのです。

 

インボイス制度の個人事業主の対策とは?

インボイス制度の個人事業主の対策は、「まわりに流されない」ということ。

はじまってみないとわからないところもあるので、とりあえず様子をみるというのも作戦のひとつです。

 

今からでもインボイスの登録はできますが、実際にはじまってからでも決して遅くはありません。

「みんなが登録してるから登録しておこう」ではなく、本当に登録が必要かどうか冷静に考えることが大切です。

 

※2022年9月26日追記

「インボイス制度で本名バレる問題」が解決する可能性が出てきました。

 

まとめ

インボイスの個人事業主の登録について書きました。

自分なりに情報を整理して、登録が必要かどうか判断するようにしましょう。

 

◆娘(8歳)日記

学校で育てているミニトマトの苗を持ってかえりました。

娘は食べれませんが、毎日収穫してプレゼントしてくれるのが楽しみです。