チェンソーマンのデンジ(主人公)を救う相続放棄とは?必要書類・費用は?

チェンソーマンのアニメがはじまりました。

デンジ(主人公)の普通の幸せは、相続放棄で守ることができます。

 

チェンソーマンのあらすじとは?

チェンソーマンとは、「デンジとポチタが協力して悪魔をたおす」というストーリーです。

犬のポチタ(顔にチェーンソーがくっついている悪魔)がたまらなくかわいいのですが、悪魔をたおすきっかけになったのは、デンジのお父さんの借金でした。

 

借金をした人が亡くなると、子ども・孫などの相続人は、その借金を自動的に引き継ぐことになります。

「相続人だから」という理由だけで、借金をかえす義務を背負ってしまうのです。

 

自分が借金したわけではないのに、「そんなのおかしいじゃん」と思いますよね。

借金の相続を回避するためには、「相続放棄」という手続きをする必要があります。

相続放棄とは?借金・遺産を相続したくないなら家庭裁判所に相談を!

 

相続放棄で普通の幸せを守る

相続放棄とは、「亡くなった人の財産・借金は全部いりませんよ」と宣言することです。

亡くなったことを知った日から3ヶ月以内に、近くの家庭裁判所に申請することで、最初から相続に関係なかった人になることができます。

 

ちなみに、「借金を相続したくない」というだけではなく、「相続問題に巻き込まれたくない」という理由ですることもできます。

相続放棄をすることで、デンジが手に入れられなかった普通の幸せを守ることができるのです。

 

相続放棄の必要書類・費用とは?

相続放棄の必要書類には、

  • 相続放棄の理由などを書く紙(相続放棄申述書)
  • 亡くなった人と相続人の関係を証明する紙(戸籍謄本)

といったものがあります。

 

また、手数料として、

  • 国に払う税金800円(収入印紙)
  • 連絡用の切手代

も必要ですが、かかるお金はそれだけです。

 

残念ながら、インターネットで提出することはできません。(郵送or持参)

そこまでむずかしい書類ではないので、専門家におねがいすることなく、家庭裁判所で相談しながら自分でつくることもできます。

 

まとめ

チェンソーマンのデンジを救う相続放棄について書きました。

相続放棄の存在を知らなかったという方の、普通の幸せを守るきっかけになればうれしいです。

 

◆娘(8歳)日記

誕生日にケーキをつくってくれました。

「材料はわたしが買いにいく」というサプライズつきです。