様と御中のちがい。その常識って必要?

宛名の最後につける「様」と「御中」のちがい、わかりますか?
様と御中のちがいとは?
昔勤めていた税理士事務所での話。
雑用を任されていた某中原は、人生ではじめて会社あての書類を郵送しようとしていた。
「株式会社〇〇会社 様」
切手料金よし!郵便番号よし!住所よし!
三方よしを確認し、郵送ボックス(郵送する封筒を入れておく箱)に投げいれた。
満足気にふんふんしていると、先ほどリリースしたはずの封筒をもって先輩が仁王立ちしている。
「あれほど確認したのにどうして、、」
小鹿のようにガクブルしていると、先輩は笑いながらこう言った。
「中原くん、宛名が会社のときは様じゃのーて御中じゃ(岡山弁)」
実際には標準語だったが、常識を知らない自分を恥じたのを覚えている。
様と御中、どっちでもよくない?
数年後、PDFのやりとりができない相手に、Webゆうびん(インターネットでPDFを郵送できる)で資料を送ることに。
宛名を作成していると、当時を思い出しふと手がとまりました。
「様をわざわざ御中にする意味ある?」
Webゆうびんでは宛名の初期設定は「様」になっています。
ほかには、「殿」「さん」「ちゃん」「くん」。
結局、そんな細かいことを気にするくらいなら様のままでいい、という結論になりました。
もちろん、「往復ハガキの敬称を二重線で書きなおす」こともやりません。
常識を見極めて生きる
常識に従って生きるのは楽です。
バカにされることも、非難されることもありません。
しかし、常識が自分にとって正しいとは限りません。
時にはまちがっていることもあります。
「常識を見極めて自分の頭で考える」
1度きりの人生、できるだけ自分で選んだ道を歩いていきたいです。
まとめ
「様」と「御中」のちがいについて。
Webゆうびんの制限(枚数、サイズ)、つらい。
■娘日記
幼稚園の郵便ごっこで昔の友達から手紙をもらい、相当うれしそうでした。
わたしも年賀状は出しませんが、意外な人からもらったらうれしいものです。