様と御中のちがい。その常識って必要?

2021年1月27日

宛名の最後につける「様」と「御中」のちがい、わかりますか?

 

様と御中のちがいとは?

昔勤めていた税理士事務所での話。

雑用を任されていた某中原は、人生ではじめて会社あての書類を郵送しようとしていた。

 

「株式会社〇〇会社 様」

 

切手料金よし!郵便番号よし!住所よし!

三方よしを確認し、郵送ボックス(郵送する封筒を入れておく箱)に投げいれた。

 

満足気にふんふんしていると、先ほどリリースしたはずの封筒をもって先輩が仁王立ちしている。

「あれほど確認したのにどうして、、」

小鹿のようにガクブルしていると、先輩は笑いながらこう言った。

 

「中原くん、宛名が会社のときは様じゃのーて御中じゃ(岡山弁)」

実際には標準語だったが、常識を知らない自分を恥じたのを覚えている。

 

様と御中、どっちでもよくない?

数年後、PDFのやりとりができない相手に、Webゆうびん(インターネットでPDFを郵送できる)で資料を送ることに。

宛名を作成していると、当時を思い出しふと手がとまりました。

 

「様をわざわざ御中にする意味ある?」

 

Webゆうびんでは宛名の初期設定は「様」になっています。

ほかには、「殿」「さん」「ちゃん」「くん」。

 

結局、そんな細かいことを気にするくらいなら様のままでいい、という結論になりました。

もちろん、「往復ハガキの敬称を二重線で書きなおす」こともやりません。

 

常識を見極めて生きる

常識に従って生きるのは楽です。

バカにされることも、非難されることもありません。

 

しかし、常識が自分にとって正しいとは限りません。

時にはまちがっていることもあります。

 

「常識を見極めて自分の頭で考える」

1度きりの人生、できるだけ自分で選んだ道を歩いていきたいです。

 

まとめ

「様」と「御中」のちがいについて。

Webゆうびんの制限(枚数、サイズ)、つらい。

 

■娘日記

幼稚園の郵便ごっこで昔の友達から手紙をもらい、相当うれしそうでした。

わたしも年賀状は出しませんが、意外な人からもらったらうれしいものです。