言葉のパワーに気をつける

使い方によって、どんな姿にも形を変えてしまう言葉。
言葉のパワーに気をつけるようにしています。
クッション言葉を使わない教師
先日、警報がでていた関係で、娘を学校に迎えにいくことになりました。
行列が大嫌いなわたしは、そもそも待たされる場所にはいきません。
しかし、娘のためなど「どうしようもないとき」は、早めにいくことで待つ時間を圧縮しています。
(割り込みといったルール違反はしない主義です)
「3列に並んでください」
なんとか前から3番目をキープしましたが、はじめての試みだったのか、長い時間待たされることに。
(子どもを教室に待機させ、ひとりずつ案内するというスタンス)
待つこと30分。
待ちくたびれたわたしに、唯一かけられた言葉は「ちゃんと並びました?」でした。
うしろを振り向くといつのまにか2列になっており、
- 若い
- 上着がジャージ
という見た目のせいもあったのか、そういった言葉になったのかもしれません。
しかし、子どもを見守る「教師」という仕事。
せめてクッション言葉を使うことはできなかったのでしょうか。
もちろん、「並びました」という返事に対しての謝罪の言葉も一切ありません。
わたしの心はナイフを刺されたように傷つき、より一層公務員が嫌いになるのでした。
(やさしい公務員さんもいらっしゃいますが)
マンガは絵より言葉(セリフ)が響く
「マンガ」が大好きで、毎日のように読んでいます。
仕事でも有名な漫画家さんをサポートする機会にめぐまれ、業界の話を聞いているだけでワクワクします。
マンガを読んでいて感じるのが、「絵より言葉(セリフ)が刺さることがある」ということ。
ビジュアルのほうが伝わりやすいですが、言葉のほうが「より深く伝わる」ということではないでしょうか。
最近読んだ『週刊少年ジャンプ』40周年記念出版 マンガ脳の鍛えかた (愛蔵版コミックス)にも、「言葉をいかに工夫しているか」が詳しく書かれていました。
言葉のパワーを知っているプロだからこそ、最新の注意をはらっているのだろうなとあらためて尊敬しました。
ネガティブな言葉を使わないようにする
普段から、ネガティブな言葉を使わないようにしています。
- 疲れた
- 忙しい
- 至急
といった言葉を使うだけで元気を奪われたり、時間に追われているような感覚になってしまうからです。
Twitter でよく「お疲れ様です」という言葉を見かけますが、「別に疲れてないのにな…」とモヤモヤしてしまいます。
(ほかの人を気遣っているのだろうとは思います)
しかし、「めんどくさい」というネガティブな言葉でも、あえて使うことで「嫌いなことをいかに効率化するか」を考えることができます。
言葉との向き合いかたをかえるだけで、自分の行動までも変えることができるのです。
まとめ
言葉のパワーに気をつけることについて書きました。
自分の言葉を見直す、いいきっかけになりました。
■娘(7歳)日記
小学校ではじめての個人懇談。
ほめられっぱなしでニヤニヤが止まりません。
待っている間、娘に学校を案内してもらいました。