クラウド会計とは?AIと同じで「できること」と「できないこと」があります!

2019年11月11日

クラウド会計には「できること」と「できないこと」があります。

AI(人工知能)と同じで、なんでもできるわけではありません。

 

AI(人工知能)とは?全知全能ではない

「AI(人工知能)」と聞くと、どういったものを思い浮かべるでしょうか。

ドラえもんを想像する方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、2019年現在、人間と同じように意識や思考をもつAIは存在しません。

AIと言われているものの多くは、ひとつのことに特化して学習したコンピュータなのです。

 

さいたま市は、2020年から固定資産税の評価業務にAIを導入します。

市の職員や業者が目視で行っていたことをコンピュータに任せることで、これまでの時間を90%削減できる予定です。

ですが、実際に行われるのは、航空写真をもとに新しい・増築された家屋などを自動で認識し、変化のあった箇所を地図上で示すことにすぎません。

 

クラウド会計(freee・マネーフォワード)ができないこととは?

クラウド会計もAIと同じで、なんでもできるわけではありません。

  • 通帳やクレジットカードと連動
  • データから金額や科目を推測

など、ある程度のことはやってくれます。

しかし、「すべてを全自動」というわけにはいかないのです。

 

最初の設定はもちろん、人間がチェックしてあげないと正確なデータにはなりません。

クラウド会計自体が思考してくれるわけではないので、人間がうまく使う方法を考えることではじめて真価を発揮するのです。

 

クラウド会計(freee・マネーフォワード)ができることとは?

では、クラウド会計はどういったことができるのでしょうか。

 

たとえば、クラウド会計を使うことで経理の時間を削減し、ほかの業務にあてる時間を増やすことができます。

また、資金繰りや試算表をリアルタイムで把握することができ、経営に必要な意思決定をスピーディに行うことが可能です。

 

「簿記の知識が不要」とまでは言いませんが、とっつきやすい見た目と使いやすさにより、経理のハードルが下がるのは間違いありません。

見ただけで萎えるような従来の会計ソフトを使ったことがある方なら、感動すら覚えるのではないでしょうか。(わたしは感動しました)

 

つまり、クラウド会計は、

  • 経理業務を効率化したい
  • 事業の最新データを把握したい
  • 会計ソフトをはじめて導入する

といった方の心強い味方になってくれるのです。

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まとめ

クラウド会計で「できること」と「できないこと」について。

「頼るのではなく助けてもらう」ということを意識して、日々進化する技術と付き合っていきましょう。

 

■娘日記

寿司屋でえびしか食べない娘が、えび天にはまってしまいました。

えび天丼の丼担当(タレがかかったご飯だけ食べる)に指名されたのは言うまでもありません。