「世界最小クラスのプリンタ」は本当にテレワーク需要に応えている?
2021年6月29日
とある有名企業から、世界最小クラスのプリンタが発表されました。
「テレワークの需要に応えるため」とありましたが、本当に必要なのでしょうか。
世界最小クラスのプリンタはテレワーク需要に応えている?
とある有名企業から、「世界最小クラスのプリンタ」が発表されました。
どれだけ小さいのかと思いきや、幅41cm×奥行43cm×高さ25cmもあります。
持ち家に住んでいる人にとっては小さいのかもしれません。
しかし、わたしのように賃貸住宅に住んでいる人にとって、そんな大きいもの邪魔でしょうがないですし、置くためのスペースもありません。
テレワークの推進で、プリンタを使う人が増えたのでしょう。
ですが、せっかくのテレワークなのにペーパーレス化を進めず、紙を使い続けるのはもったいないのではないでしょうか。
紙を減らすと時間が増える。大切なのはどっち?
わたしは紙が嫌いです。
タイピングのほうが圧倒的に早いのに字を書く意味がわからないですし、保管場所にも困ります。
「税理士受験生のときに紙を減らしておけば、もっと時間があったかもしれない」という後悔もあり、独立してから真っ先にペーパーレス化を進めました。
今では、仕事で紙を使うことはほぼなく、減らした紙と連動するように時間も増えました。
(小学校から毎日のように紙がやってきますが)
おそらく、紙にこだわり続けている「国」や「役所」にとって、「時間」はそれほど大切なものではないのでしょう。
お客様のイエスマンになってはいけない
「お客様の要望」を聞くことは大切です。
売上・利益につながるのはもちろん、短期的にはお役に立つこともできます。
しかし、本当にお客様のためを思うなら、「プリンタの最小化」ではなく、「ペーパーレス化の助けになるもの」を開発したほうがよかったのではないでしょうか。
単なるイエスマンになるのではなく、「一緒に課題を考えながら、答えをさがしていく」というスタンスを忘れないようにしたいものです。
まとめ
世界最小クラスのプリンタとテレワーク需要について書きました。
カイジではありませんが、「時間は紙より重い!」ですね。
■娘(7歳)日記
家族3人でテイルズ オブ ベルセリア – PS4をしています。
英才教育(3歳から一緒にゲーム)をしたおかげで、いつの間にか街の探索もできるようになりました。
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中原牧人(まきと)
1987年、島根生まれ岡山育ち。合同会社MIOコンサルティング 代表社員|中原牧人税理士事務所 代表税理士|一般社団法人はれとこ 監事
web3(仮想通貨・NFT・DAO)、AIサービス、IT効率化に強い税理士。岡山県を中心に、全国のひとり社長やフリーランスをサポートしている。
メディア出演、セミナー実績多数。ゲームとマンガが大好きで、9歳の娘を溺愛。