NFTの確定申告!売買したときの税金とは?

先日、NFT の税金について国税庁から発表がありました。

まだはっきりしない部分も多いですが、2022年4月現在、わかっていることをまとめてみます。

 

NFTの税金について国税庁からの見解とは?

NFT の税金について、国税庁から「タックスアンサー」という形で発表がありました。

タックスアンサーとは、「法律ではないけど、こんな方法で税金を計算してね」という教科書のことです。

 

これまで、 NFT の税金について国からの情報は一切なかったので、過去のケースをもとに自ら判断するしかありませんでした。

NFT の流行時期(2021年~)を考えるとかなり遅れてはいますが、わずかな一歩を踏み出したのではないでしょうか。(法律整備の遅れが、最新技術の足かせになるようなことは避けてほしい…)

 

NFTを購入したときの税金とは?

NFT の注意点として、売ったときだけではなく、買ったときにも税金がかかることがあります。

なぜかというと、 NFT の購入方法として、イーサリアム(ETH)を使うことが多いからです。

 

イーサリアム・ビットコインなどの仮想通貨をものに変えると、仮想通貨を売ったものとみなして税金の対象になります。

つまり、「NFT を買ったときの金額-仮想通貨を買ったときの金額」の儲けが、税金の対象になるということです。

 

NFTを売買したときの税金とは?

NFT を売ったときの税金は、売りかたによって計算方法がちがいます。

 

たとえば、コレクションとして買った NFT を売った場合、「総合譲渡(譲渡所得)」として税金を計算します。

ですが、 NFT の売買を繰りかえして儲けようとした場合、仮想通貨とおなじように「雑(雑所得)」として計算することになるのです。

 

これだけでもややこしいですが、

  • NFT の儲けで生活している
  • クリエイターなど事業の一部として NFT を売っている

といった場合、事業所得になるケースもあります。

 

区分があいまいなので、税金のことだけを考えると「譲渡所得」として計算したほうがお得です。

しかし、投機目的で売買されることが多い現状を考えると、雑所得として計算するケースが1番多いのではないかと考えています。

 

まとめ

NFT を売買したときの確定申告について書きました。

専門家の意見を参考にしたい、という方は単発相談(オンライン)もお受けしております。

 

◆娘(7歳)日記

Switchの「猫様の脱出ゲームシリーズ」にハマっています。

ほぼ制覇しちゃったので、「犬様の脱出ゲーム」の開発もお待ちしております。