【freeeインボイス登録申請ナビ】税理士がやってみた!やり方・評価とは?

クラウド会計のfreeeから、「freeeインボイス登録申請ナビ」がリリースされました。

税理士が実際に使ったみたので、やり方・評価について書いてみます。

 

freeeインボイス登録申請ナビとは?

freeeインボイス登録申請ナビとは、「インボイスに登録するための書類を5分で作成できる」サービスです。

freeeのアカウント持っている方はもちろん、アカウントを持っていない方でも「無料」で使うことができます。

 

これまで、インボイスに登録するためには、

  • e-Tax(使いにくい)
  • 税務署(めんどくさい)

といった方法しかしかありませんでした。

 

フォームに入力するだけで、インボイスの書類をつくれるようになったのはありがたいですね。

インボイス制度で本名がバレる?個人事業主は登録をどうする?

 

freeeインボイス登録申請ナビのやり方とは?

まず、freeeインボイス登録申請ナビから、「無料で書類を作成する」をクリック。

 

freeeのアカウントを持っている方は「ログイン」、持っていない方は「アカウントを作成」します。

 

アカウントを持っている場合、登録したい事業所の「この事業所でインボイス登録」をクリックしましょう。

 

現在、消費税を払っているかどうかを選択します。

インボイスではじめて消費税を払う人は、「免税事業者」になります。

 

めんどくさい個人情報を入力しましょう。(アカウントと連動してくれたらいいのに…)

 

フリーランスの方は、「簡易課税」という計算方法を選ぶことで、消費税が安くなるケースがほとんどです。(計算も楽ちんになります)

特に「サービス業」の場合、チェックを忘れないようにしましょう。

 

「基準期間の課税売上高(2年前の売上)」「事業区分(業種)」を入力します。

 

最後に、提出方法を選びましょう。

残念ながら、「郵送」「持参」の2択しかありません。(クラウド会計なのに…)

 

ダウンロードした書類に「宛名」があるのはありがたいですが、印刷がめんどくさい。

 

PDFのまま、かわりに郵送してくれる「Webゆうびん」を使いましょう。

これで、インボイス書類の作成は完了です。

 

freeeインボイス登録申請ナビの評価とは?

使いやすい「会計freee」とおなじように、「freeeインボイス登録申請ナビ」も案内に従うだけで、サクサクつくることができます。

インターネットで提出できないのは残念ですが、使いやすさを考えると、個人的には十分おすすめできます。

 

ひとつだけ気になるのが、「登録する日を選べない」ということ。

インボイスがはじまる「2023年10月1日」から登録する人には関係ありませんが、「それ以外の日」から登録したい人は、e-Taxを使うようにしましょう。

 

まとめ

「freeeインボイス登録申請ナビ」のやり方・評価について書きました。

これからインボイスを登録する人は、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

 

◆娘(8歳)日記

セミナー講師(高梁川流域ライター塾)のライブ配信を見てくれたようで。

「お父さん、説明上手だったけどちょっと噛んでたよね」と、厳しい指摘をもらいました笑