DAO(web3)の税金は会社の種類でちがう

先日、Twitterのスペースで、web3エンジニアの方とDAO(分散型自律組織)についてお話しする機会がありました。
2023年3月現在、DAOの税金についての個人的な考え方をまとめてみます。
DAO(web3)の税金はルールがまだ決まっていない
2023年3月現在、DAOの税金についてのルールは決まっていません。
「web3の特別チーム」を国がつくっているのですが、DAOについては、ようやく動き出したというかんじです。
ルールが決まっていないということは、「リスクを避けないとあぶない」ということ。
じつは、DAOと呼ばれているコミュニティのほとんどが、会社とつながって運営しているのです。
DAO(web3)の税金は会社の種類でちがう
DAOと会社はつながっているので、「税金のルールも会社に従う」ことになります。
また、会社の種類によって、税金の払い方はちがってきます。
たとえば、よく耳にする「株式会社」「合同会社」などは、すべての儲けに税金がかかります。
ですが、儲けを目的としない「NPO法人」「社団法人」などは、社会活動以外の一部にしか税金がかかりません。
つまり、バックアップする会社の種類によって、DAOの税金も変わる可能性があるということです。
DAO(web3)を海外法人で運営すると税金がかからない?
DAOの税金について話をしていると、必ずと言っていいほど「海外法人」の話題が出てきます。
「海外に会社をつくったら、税金を払わなくていいんじゃない?」と考えるかもしれませんが、日本の税金はかからなくても、海外の税金がかかります。
また、「なんとか税金を逃れてやろう」と海外法人を悪用すると、「ちゃんと税金を払いなさい」と後から注意されてしまうことも。
(海外の税金チェックは毎年のようにきびしくなっています)
web2でもweb3でもおなじですが、お金をもらって活動するうえでは、「適切な税金を払ったうえでお金を残す」という考え方が大切なのです。
まとめ
DAOの税金は会社の種類によってちがう、ということを書きました。
ルールが決まってないからわくわくする、というのもweb3の楽しいポイントのひとつです。
◆娘(8歳)日記
星のカービィ Wii デラックス -Switchを3人でプレイ。
難易度がやさしすぎる気もしますが、懐かしいミニゲームを3人で遊べるのはありがたいです。