【インボイス制度】確定申告で税金(消費税)が経費になる?フリーランス・個人事業主は忘れずに計算しよう!

インボイスに登録した方の中には、2024年にはじめて消費税の申告をする方がいます。

確定申告をするときに、「消費税が経費になる」ということを見落とさないようにしましょう。

 

税金には経費になるものとならないものがある

税金には、「経費になるもの」と「経費にならないもの」があります。

経費にならないものは、

  • 所得税
  • 住民税

といった確定申告で払う税金や、罰金として払ったものです。

 

反対に経費になるものは、

  • 自動車税
  • 固定資産税

など、車や自宅を仕事に使っている方です。

 

くらべてみると、消費税は「経費にならないもの」のなかまに見えますよね。

ですが、消費税は確定申告で経費にすることができるのです。

【フリーランスと経費】経費になるもの・ならないもののちがいとは?

 

税込経理なら消費税を経費にするのを忘れないように

気をつけてほしいのは、すべての方が消費税を経費にできるわけではないということ。

会計ソフトの設定で、「税込経理」を選んでいる方だけなのです。

 

しかし、「税抜経理」を選んでいても、損するわけではありません。

最終的なお金は変わらないので、フリーランス・個人事業主の方は、これまでとおなじように税込みの経理をおすすめします。

 

確定申告で消費税を経費にするタイミングとは?

消費税を経費にするタイミングには、

  • 確定申告が終わって消費税を払うとき(2023年分の確定申告なら2024年)
  • ◯◯年分の計算に前倒しで入れる(2023年分の確定申告なら2023年)

の2つがあります。

 

どっちの方法を選んでもいいですが、前倒しにしたほうが、1年目だけお得になります。(はやく経費になるので)

それよりも大事なのは「経費にすることを忘れない」なので、まちがえて「事業主貸・借」にしないように注意しましょう。

【インボイス制度】2割特例が使えない?フリーランス(個人事業主)は基準期間の売上に気をつけよう!

 

まとめ

インボイスの確定申告で消費税が経費になる、ということを書きました。

確定申告について相談したい方は、単発(スポット)相談をご利用ください。