フリーランスが会計ソフトをはじめて使うときの3つのコツとは?

2022年3月18日

うまく使いこなせれば、経理が楽になる会計ソフト。

フリーランスがはじめて使うときの3つのコツを紹介します。

 

現金を使わずに事業主を使う

会計ソフトを見ていると、山のように名前(勘定科目)が出てきます。

お金の払い方だけでも、

  • 現金で払ったら現金
  • 預金の引き落としは普通預金
  • クレジットカードなら未払金

といったように、経理のやり方がちがうのです。

 

ですが、現金で払ったからといってそのまま現金にすると、「会計ソフトの現金と実際の現金が合わない」というめんどくさい罠にはまってしまいます。

そこでおすすめするのが、「現金」ではなく「事業主」を使うことでです。

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事業主というのは、仕事をしている自分とプライベートの自分をわけるためのもの。

つまり、「現金をプライベートの自分に立て替えてもらう」ということです。

 

現金とちがって、事業主は残高を気にする必要がありません。

すべてをキャッシュレスにするほうが便利ですが、 仕方なく現金で払うときは、事業主を使うようにしましょう。

 

勘定科目を増やさない

勘定科目は好きなように決めることができるため、「正しい申告をしよう」と考えてしまうほど、細かくわけてしまいがちです。

ですが、どの科目にしようかなと悩む時間はもったいないです。

年間数千円ならわざわざ別の科目を使わずに、ほかのものとまとめるようにしましょう。

 

また、科目をさらに細かくわける「補助科目」というものがあります。

たとえば、交際費の中でも、

  • 飲食代
  • お祝い
  • 香典

といったように整理することもできますが、特にメリットがないため、使わないことをおすすめします。

 

雑費を使わない

はじめて経理をしていると、ついつい頼りがちな「雑費」。

「悩んだらとりあえず雑費にすればいいでしょ」と考えるのはよくありません。

 

雑費というのは、わけることができないあやふやなものです。

つまり、チェックをされるうえで雑費の金額が大きいと、内容が気になってしまうのです。(税理士としても気になります)

 

少しくらい科目をまちがえても、まったく問題ありません。

「雑費なんて封印してやるぜ」くらいの気持ちをもって、経理をするようにしましょう。

 

まとめ

フリーランスが会計ソフトを使うときの3つのコツについて書きました。

はじめて会計ソフトを使う方の参考になればうれしいです。

 

◆娘(7歳)日記

「ひさしぶりに一緒に寝たい」と言われてお祭り騒ぎのわたし。

以前よりベッドがせまかったですが、娘の成長をあらためて感じることができた幸せな夜でした。