フリーランスが会計ソフトをはじめて使うときの3つのコツとは?

うまく使いこなせれば、経理が楽になる会計ソフト。
フリーランスがはじめて使うときの3つのコツを紹介します。
現金を使わずに事業主を使う
会計ソフトを見ていると、山のように名前(勘定科目)が出てきます。
お金の払い方だけでも、
- 現金で払ったら現金
- 預金の引き落としは普通預金
- クレジットカードなら未払金
といったように、経理のやり方がちがうのです。
ですが、現金で払ったからといってそのまま現金にすると、「会計ソフトの現金と実際の現金が合わない」というめんどくさい罠にはまってしまいます。
そこでおすすめするのが、「現金」ではなく「事業主」を使うことでです。
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事業主というのは、仕事をしている自分とプライベートの自分をわけるためのもの。
つまり、「現金をプライベートの自分に立て替えてもらう」ということです。
現金とちがって、事業主は残高を気にする必要がありません。
すべてをキャッシュレスにするほうが便利ですが、 仕方なく現金で払うときは、事業主を使うようにしましょう。
勘定科目を増やさない
勘定科目は好きなように決めることができるため、「正しい申告をしよう」と考えてしまうほど、細かくわけてしまいがちです。
ですが、どの科目にしようかなと悩む時間はもったいないです。
年間数千円ならわざわざ別の科目を使わずに、ほかのものとまとめるようにしましょう。
また、科目をさらに細かくわける「補助科目」というものがあります。
たとえば、交際費の中でも、
- 飲食代
- お祝い
- 香典
といったように整理することもできますが、特にメリットがないため、使わないことをおすすめします。
雑費を使わない
はじめて経理をしていると、ついつい頼りがちな「雑費」。
「悩んだらとりあえず雑費にすればいいでしょ」と考えるのはよくありません。
雑費というのは、わけることができないあやふやなものです。
つまり、チェックをされるうえで雑費の金額が大きいと、内容が気になってしまうのです。(税理士としても気になります)
少しくらい科目をまちがえても、まったく問題ありません。
「雑費なんて封印してやるぜ」くらいの気持ちをもって、経理をするようにしましょう。
まとめ
フリーランスが会計ソフトを使うときの3つのコツについて書きました。
はじめて会計ソフトを使う方の参考になればうれしいです。
◆娘(7歳)日記
「ひさしぶりに一緒に寝たい」と言われてお祭り騒ぎのわたし。
以前よりベッドがせまかったですが、娘の成長をあらためて感じることができた幸せな夜でした。