合同会社はやめとけ?やばい?注意すべきポイントがわかれば大丈夫!

合同会社は「やめとけ」「やばい」と言われることがあります。
注意すべきポイントを押さえて、安心して合同会社を選びましょう。
合同会社は定款のテンプレートに注意しよう
合同会社を設立するうえで重要なものに、「定款」があります。
会社のルールをまとめているものなので、書いてあることに従って、行動しなければなりません。
合同会社は自分でつくることもできるので、「定款はテンプレートでいいや」とやってしまいがちです。
ですが、「自分が亡くなったときに権利(持分)がどうなるか」だけは、チェックしておきましょう。
「持分は相続される」というルールがないと、
- ひとり社長が亡くなったら会社も消えてしまう
- 相続税を計算するうえで税金が高くなってしまう
というデメリットがあります。
すでに定款がある方は、今すぐに変更しておきましょう。(社員の同意があれば登記は不要です)
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合同会社はひとりで設立しよう
株式会社もそうですが、特に合同会社は、ひとりで設立することをおすすめします。
合同会社では、最初に出したお金の割合ではなく、おなじ割合で権利を持っています。
つまり、お金を出した人が複数いる(多数決になる)と、意見が割れたら会社が動かなくなってしまうのです。
また、株式会社とちがって、会社のお金をわけるときの計算もめんどくさいです。
Excelなどで「持分の管理表」をつくって、いざというときに備えるようにしましょう。(ひとり社長なら不要です)
合同会社はあやしいは信じなくていい
「合同会社はあやしい」ということは、一切ありません。
- Amazon
- Apple
といった有名な会社も、じつは合同会社をもっています。
株式会社と比較したときの、
- 設立の費用が安い
- 役員の任期がない(ランニングコストも安い)
といったメリットは、ひとり社長にとってかなり大きいものです。
デメリットになりそうなポイントを押さえたうえで、安心して合同会社と株式会社を検討するようにしましょう。
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まとめ
合同会社の設立の注意すべきポイントについて書きました。
「どっちにしたらいいかわからない…」という方は、単発相談をご利用いただければ。
◆娘(9歳)日記
娘とふたりで、イオンでデート。
「ハッピーセット(マック)のおもちゃ、なんでもいいや」という大人な発言も聞けました。(結局遊んでいましたがw)