倉敷の税理士事務所が求人をしない理由

わたしの税理士事務所では、求人を一切おこなっていません。
その理由について、考えをまとめてみました。
税理士事務所の多くは拡大志向
税理士事務所のほとんどが、「拡大志向」です。
従業員をいっぱい雇ってお客さんをどんどん増やし、お金をじゃんじゃん儲けようと考えています。
「なんで従業員を雇わないの?」と聞かれたことも多々あります。
批判に聞こえたかもしれませんが、お金を儲けることは悪いことではありません。
ひとりでは稼げない一定以上のお金を儲けようとすると、「従業員を雇う」という選択肢は自然に出てきます。
ですが、税理士事務所の場合はそれだけではありません。
「無駄な仕事が多すぎるから、従業員を雇うしかない」いう状態になっているのです。
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雑用を任せるために従業員を雇う?
とある税理士の本で、「雑用を任せるために従業員を雇っている」と書いていました。
具体的には、
- 電話担当者
- 事務所の掃除
- 郵便物の発送
- かんたんな会計入力
といったことです。
税理士事務所の勤務時代に感じたことは、「どの仕事もなくせるじゃん」ということ。(実際に独立してなくなりました)
残念ながら、次々と従業員がやめていく税理士業界と、決して無関係ではないはずです。
自分がやりたくないことを他人にさせたくない
税理士を目指して試験勉強をしていたときに、「税理士になったらお金持ちになれるんだろうな」とぼんやりと考えていました。
ですが、税理士事務所に勤めてみてわかったことは、「税理士でお金持ちになるためには、自分がやりたくないことを他人にさせないといけない」ということでした。
「そこまでしてお金持ちになりたいのだろうか」と考えたところ、「ちょっとだけ余裕のある暮らしでも十分幸せになれる」ということに気づいたのです。
何十年も続けていく仕事。
生きていくうえでお金は必要ですが、「本当にこの仕事を続けていくのだろうか」と、あらためて振り返ってみるのもいいのではないでしょうか。
まとめ
倉敷の税理士事務所が求人をしない理由について書きました。
「自分の仕事は離職率が高いかも」と感じている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
◆娘(8歳)日記
娘とひさしぶりに麻雀をしてみたら、14枚(標準ルール)でできるようになっていました。
「全自動の麻雀卓、買って!」とおねだりされる日が、待ち遠しいけど怖いです。(10万円以上…)