倉敷の税理士事務所がパートの求人をしない理由とは?

2022年9月29日

中原牧人税理士事務所では、従業員・パートをあえて雇わず、ひとりで活動しています。

求人をしない理由について、考えをまとめてみました。

 

税理士事務所の多くは拡大志向

税理士事務所のほとんどが、「拡大志向」です。

従業員を雇ってお客さんをどんどん増やし、お金をじゃんじゃん儲けようと考えています。

「なんで従業員を雇わないの?」と聞かれたことも多々あります。

 

批判に聞こえたかもしれませんが、お金を儲けることは悪いことではありません。

ひとりでは稼げない一定以上のお金を儲けようとすると、「従業員を雇う」という選択肢は自然に出てきます。

 

ですが、税理士事務所の場合はそれだけではありません。

「無駄な仕事が多すぎるから、従業員を雇うしかない」いう状態になっているのです。

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雑用を任せるために従業員を雇う?

とある税理士の本で、「雑用を任せるために従業員を雇っている」と書いていました。

その具体的な仕事とは、

  • 電話担当者
  • 事務所の掃除
  • 郵便物の発送
  • かんたんな会計入力

といったことです。

 

税理士事務所で働いていて感じたことは、「どの仕事もなくせるじゃん」ということ。(実際に独立してなくなりました)

残念ながら、次々と従業員がやめていく税理士業界と、決して無関係ではないはずです。

 

自分がやりたくないことを他人にさせたくない

税理士を目指して勉強をしていたときは、「税理士になったらお金持ちになれるんだろうな」と考えていました。

ですが、税理士事務所で学んだことは、「税理士でお金持ちになるためには、自分がやりたくないことを他人にさせないといけない」ということでした。

 

「そこまでしてお金持ちになりたいのだろうか」と考えたところ、「ちょっとだけ余裕のある暮らしでも十分幸せになれる」ということに気づいたのです。

 

これから何十年も続けていく、仕事。

生きていくうえでお金は必要ですが、「この仕事を続けていいのか」と見つめなおすことも必要ではないでしょうか。

 

まとめ

倉敷の税理士事務所が求人をしない理由について書きました。

「自分の仕事は離職率が高いかも」と感じている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

◆娘(8歳)日記

娘とひさしぶりに麻雀をしてみたら、14枚(標準ルール)でできるようになっていました。

「全自動の麻雀卓、買って!」とおねだりされる日が、待ち遠しいけど怖いです。(10万円以上…)