葬式はなんのためにするのか?1週間で2人の祖父を失い思うこと

2019年6月3日

たった1週間で2人の祖父を失いました。

書くかどうか迷いましたが、葬式について思ったことを言葉にします。

 

お坊さんもお経もいらない

改めて感じたのがお経の必要性です。

 

無駄に長いせいかはわかりませんが義姉は体調を崩しましたし、甥は寝てしまいました。

本葬と同じ日に行われた初七日にいたっては、一緒に唱えてさせられる始末。

 

罰当たりと言われようが構いません。

参列者それぞれが故人に思いをはせ、手をあわせる。

最後のお別れとして、それだけでは不十分なのでしょうか。

(お坊さんを呼ばない自由葬という形式もありますが、高齢者には受け入れられないのでしょう)

 

葬式本来の目的とは?

母方の祖父の喪主は、3姉妹の長女である大好きな伯母でした。

子どもがいないこともあり、昔から祖父母の家に遊びにいくたびに我が子のようにかわいがってくれました。

 

そんないつも笑顔でやさしい伯母が、

「葬式の準備が忙しくて死と向き合う暇がない」

と涙を流していたのです。

 

地域の慣習があるせいで、自治会の人が大勢押し寄せてきました。

その対応にも疲れきっていたようです。

 

形だけのお悔やみなど必要ありませんし、はっきりいって迷惑です。

本来の目的を果たせない葬式など、なんのためにするのでしょうか。

 

葬式で唯一よかったところ

2歳のころに1度だけ葬式に出席したことがあるようですが、まったく記憶にありません。

ですので、実質はじめての葬式でした。

 

「葬式なんか必要ない」

と考えていましたが、よかったところもありました。

長い間会っていなかった親族の元気な姿をみることができたからです。

 

兄ですら、父の還暦以来なので2年ぶりくらい。

姪・甥は相変わらずかわいかったです。

(もちろん娘にはかないませんが)

 

祖父たちが最後に引きあわせてくれたのかな、と勝手に思っています。

 

まとめ

葬式はなんのためにするのか。

相続の手続きなど、税理士として祖父に最後の恩返しをします。

 

■娘日記

祖父の死について説明したら泣いていたので、なんとなくでも伝わったのでしょうか。

娘を会わせておいてよかったです。

明日やろうは馬鹿野郎 | 中原牧人税理士事務所-岡山・倉敷のガリガリ税理士。ITに強くて若い。