人手不足と外国人労働者について 会社と従業員がウィンウィンの関係になるためには?

2019年10月30日

外国人労働者を雇用するうえで問題となる低賃金。

視点をかえてみると、必ずしも問題とは限りません。

 

外国人労働者の雇用問題とは?

とある旅番組をみていたところ、カツオ漁業をされている方がでてきました。

外国人労働者をたくさん雇い、ちいさな漁船で何日も寝泊まりさせているようです。

 

漁業は現在高齢化がすすんでおり、後継者不足に悩まされています。

外国人は日本人とくらべて人件費が安い傾向にあるため、漁業関係者にとっては一石二鳥なのでしょう。

 

「日本人と同じ仕事であれば、同水準の給与をあげないと不公平ではないか」

「人件費を安くおさえて、会社だけが儲かっているのはどうなのだろう」

 

と考えたのですが、労働者側の視点でみると必ずしもそうとは言えないのです。

 

外国人労働者からみると好待遇かもしれない

外国人労働者の多くは、給与のほぼすべてを母国へ送金し、家族を養っています。

家族と離れるのは本当に心苦しいでしょう。

「知らない国にひとりで出稼ぎにいく」ということは、わたしには考えられません。

 

それでも、多くの外国人は日本に働く場所を求めてやってきます。

会社からみると安い給与でも、外国人にとっては魅力的な金額なのでしょう。

 

現代人は仕事に対して「お金ではなく、やりがいを求めている」と言われています。

しかし人によっては、お金そのものがやりがいにつながることもあるのです。

有給休暇の取得が義務化されます。この機会に生き方・働き方を見直しませんか?

 

人手不足なら求人広告の視点をかえてみる

岡山は全国的にも、有効求人倍率が高いです。

しかし「募集しても人がこない」と耳にしますし、求人広告がいつまでも掲載されているお店もあります。

【岡山市ホームページより】

 

会社側の都合だけで同じような求人広告をだしても、ほしい人材はやってきません。

  • 応募する側の視点で求人内容を見なおす
  • 広告媒体をインターネットやSNSにかえてみる

といった工夫を求人の段階で行っていくことが、「会社も従業員もウィンウィンの関係」を築くきっかけになるのではないでしょうか。

スポーツジムは経費(福利厚生費)になる?個人事業主と会社でちがいます!

 

まとめ

人手不足と外国人労働者について。

雇用問題の解消には、労働者側の視点にたってみることもおすすめです。

 

■娘日記

公園で幼稚園の友だちと遭遇し、普段遊んでいる様子を垣間みることに。

5歳同士のかわいいやりとりに、終始にやにやしていました。