web3のサービスでマンガ家が報われてほしい

ビットコインからはじまった web3。
「平等な世界」とまではいかなくても、「報われる人が増える世界」になればいいなと考えています。
web3とはなにか?
web3をざっくり説明すると、「ブロックチェーンが支える最新の技術」をいいます。
Web2では、 Google や Meta などの大手企業がインターネットを支配していました。
ということは、インターネットが欠かせない現代では、自然にお金はそういった企業に集まるようになります。
ですが、 web3のブロックチェーンをうまく活用すると、「だれかが管理しなくても自動でサービスを動かし続ける」ことができます。
たとえばビットコインは、管理者がいないにもかかわらず、お互いに監視しあうことで成り立っている不思議なお金です。
NFT のように、ブロックチェーン上にオリジナルの証明をつけることで、「かんたんに複製できるのに、世界にひとつしかない」という価値を与えることもできます。
web3のサービスでマンガ家が報われる?
税理士としていろいろな仕事の話を聞いていると、「なんだかやりきれないな…」と感じることがあります。
最近でいうと、マンガ家さんの印税です。
1番多くお金をもらうべきであるマンガ家には、「売れた本の金額×10%」しか入ってきません。(出版社をとおして本をつくっているため)
仕入れた商品を売っている近所のスーパーマーケットでさえ、売上の20~30%は儲けになるにもかかわらずです。
ですが、マンガ家用のweb3サービスが出てくることで、出版社やAmazonをとおすことなく、電子書籍をつくれるようになります。
つまり、血のにじむような努力で生み出した作品の対価を、仲介手数料で持っていかれるのではなく、ちゃんと受けとれるようになるのです。
まとめ
web3とマンガ家について書きました。
web3で税理士の役割がどのように変わっていくのか、今から楽しみです。
◆娘(8歳)日記
夏休みの宿題として、豆苗を育てることに。
毎日写真を撮っているので、娘だらけの写真フォルダが豆苗に侵食されています。