予定納税が還付になる場合の法人住民税(県民税・市民税)の納税方法、納付書の書き方について

2019年3月30日税金

こんにちは。ガリガリ税理士の中原(@makito_tax)です。

法人住民税が還付になったとき、迷わず納付書を書けますか?

 

 

法人県民税、法人市民税とは?会社にも住民税がかかっている

個人にかかる税金に住民税があるように、会社にかかる税金にも住民税があります。

(住民税は住んでいる都道府県や市区町村によって税率がちがいます)

 

さらに住民税の中には、

  • 利益に対してかかるもの ⇒法人税割(厳密には法人税に対してかかる)
  • 赤字でもかかるショバ代 ⇒均等割(資本金や従業員数に応じて高くなる)

といったものがあるのです。

 

この住民税、決算日から2か月以内に支払うことになっています。

しかも、たくさん儲けている会社は決算のときだけではなく、半年経過したときにも支払わなければなりません。

前期に支払った税金の半分を、前払いとして支払い、残りを決算のときに支払うのです。

 

納税の負担は大きいですよね。

前払いもきちんと考慮して、資金繰りを考えるようにしましょう。

 

 

法人県民税、法人市民税が還付になった場合の均等割の納税と納付書の書き方

前期の税金の半分を支払うわけですが、「当期は思ったより利益がでなかった」なんてこともありますよね。

その場合、支払いすぎた税金はもちろんかえしてもらえますが、ショバ代(均等割)は赤字でも支払わなければなりません。

つまり、還付と納付どちらもあるという事態に。

 

たとえば、こんなケース。

 

 

この場合、

  • 10,500円を支払い、後で20,000円をかえしてもらう
  • まったく支払わず、9,500円をかえしてもらう

のどちらかになります。

 

また、こういったケースでは、

 

  • 10,500円を支払い、後で10,000円をかえしてもらう
  • 差額の500円のみを支払う

といった方法が考えられるのです。

 

 

結論としては、どっちでもOK!

 

どちらのケースでも10,500円を支払うのが本来のルール。

しかし、結果が一緒なので問題なく対応してもらえます。

 

 

2019年10月には、全国の地方団体対応の電子納税が導入される予定です。

(法人税、消費税など国の税金は対応済)

 

納付書に手書き ⇒ 銀行で支払い

するのは時間の無駄です。ぜひ電子納税も検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

【補足】

均等割の支払いがない ⇒ 還付する金額から充当する

という流れになっており、還付充当処理というものを「人間が」行っています。

人間なのでミスもある。その処理が行われなかった場合「未納」になり、その責任(延滞金)はなんと、会社に降りかかるのです。

 

とはいっても、大きい金額になることはないので気にしなくて大丈夫。

 

 

まとめ

法人住民税が還付になる場合の納付書の書き方について。

迷った人の参考になれば幸いです。

還付申告ではない確定申告書でも申告期間(2月16日)より前に提出できます!

 

 

娘日記

肺炎等になっていないようで一安心。

徐々に回復しているようです。

 

 

Posted by 中原牧人