有給休暇の取得が義務化されます。この機会に生き方・働き方を見直しませんか?

こんにちは。ガリガリ税理士の中原(@makito_tax)です。
おそらく人生最後であろう、有給休暇を消化しました。
有給休暇とは?労働者に与えられる当然の権利である
「1年に5日は有給休暇を取得させましょう。破ったら罰金に処す。(可能性がある)」
2019年4月1日から働き方改革のひとつとして、会社に対し、有給休暇の取得が義務化されます。
有給休暇とは、賃金が支払われる有給の休暇です。休日ではありません。
半年働いたら10日、それ以降だんだんと増えていきます。(パートさんは労働日数によって少なくなります)
【厚労省より】
ちなみに休日と休暇のちがいですが、
- 「休日」⇒もともと働かなくていい日
- 「休暇」⇒働かないといけないが会社が労働義務を免除する日
となっています。
この有給休暇、サラリーマンとしての当然の権利であるにもかかわらず、100%消化している人がとても少ないのです。
ブラック企業が多い税理士業界ではこの傾向が強く「取得したくてもできない」なんて人もざらにいます。
(ボスやお局のプレッシャーは桜木花道のフンフンディフェンスなみです)
2018年の調査でも、有給休暇取得率が約50%と世界的にみてもかなり低い。
日本人は勤勉だから世界と比べても意味がない、という意見もわかります。
しかし、毎日8時間以上も人生の大切な時間を捧げているにもかかわらず、せっかく与えられた休む権利を放棄する。
本当にそれで後悔しませんか?(有給休暇は2年間で消滅します)
家族のため、自分のために有給休暇を取得しましょう
4歳の愛する娘が高熱をだしました。
これまでも病気が心配で有給休暇を取得することはありましたが、最後の有給休暇のタイミングで病気になるとは。
お出かけができず残念ですが、そばにいて看病してあげることならできます。
こんな些細なことでも、自分で選択することの大切さを感じるのです。
まとめ
有給休暇の取得が義務化されます。
この機会に少しでも、今の生き方・働き方を見直してみませんか?
月末に退職すると社会保険料が2か月分に?必ずしも損をするわけではありません。
■娘日記
ヒトメタニューモウイルスに感染し、4日目。
はじめての修了式なのに欠席。かわいそうでなりません。