税理士が「紹介をもらう営業だけする」をおすすめしない3つの理由

うまく人脈をつくれば、仕事につなげることができる「紹介をもらう営業」。

紹介営業に頼りすぎると起こってしまう、3つのデメリットについてお話します。

 

相性が合わないことが多い

1つ目は、「相性が合わないことが多い」ということ。

 

だれかを紹介するとき、「その職業の知り合いがいるから」という理由がほとんどですよね。

お互いのことをまったく知らないので、価値観がちがう人だとしても、いっしょに仕事をすることになります。

 

先日、税務顧問をご依頼いただいたお客様は、「YouTubeを見て、web3(DAO)の会社をこの人におねがいしたい」と思ったそうです。(本当にうれしいです)

あらかじめ自分のことを知ってもらう営業(YouTube・ブログ・SNSなど)をすると、「相性が合わない人との仕事」を減らすことができるのです。

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紹介者に借りをつくってしまう

2つ目は、「紹介者に借りをつくってしまう」ということ。

 

おみやげやお歳暮をもらって、「なんだか申し訳ない」という気持ちをもったことはありませんか?

人間はただでなにかをしてもらう(贈与を受ける)と、「返さないといけない」と本能的に感じるようになっています。

 

つまり、だれかを紹介してもらうことで、心の借金をかかえることになります。

借りをつくったことが頭の片隅に残っていると、精神的によくないのです。

 

会社員のように自由を奪われる

3つ目は、「会社員のときとおなじ状態になる」ということ。

 

会社員は会社から守られているようで、「会社に縛られている」ともいえます。

給与というお金をもらうために、時間を犠牲にしながら、我慢することも多いですよね。(わたしも嫌というほど経験しました)

 

紹介営業に頼ってしまうと、

  • 紹介だから条件が悪くても我慢
  • 紹介だからちょっと安くても我慢

のように、「紹介のせいで自由を奪われる」ことにもつながってしまうのです。

大事なものランキングをつくって「仕事最優先」を見つめなおそう

 

まとめ

税理士が紹介営業に頼ることをおすすめしない理由について書きました。

「お金」と「仕事」のバランスをとりながら、営業方法を考えるようにしましょう。