e-Taxでダイレクト納付の届出はできる?

かんたんに税金の支払いができる「ダイレクト納付」。

2021年からは、e-Taxでオンライン手続きができるようになりました。(個人限定です)

 

ダイレクト納付とは?振替納税とのちがいは?

ダイレクト納付とは、「オンラインで税金を払える方法のひとつ」です。

あらかじめ銀行を登録する手続きが必要ですが、一度登録してしまうと、次回からボタンひとつで税金を払うことができます。

 

引き落とし日が決まっている「振替納税」とちがい、「ダイレクト納付」では期日を決めて払うこともできます。

自動で払ってくれる振替納税のほうが楽ですが、

  • 個人の所得税
  • 個人の消費税

だけでしか使うことができず、会社の税金(法人税)や給与から引かれる税金(源泉所得税)は振替納税ができません。

 

ダイレクト納付の手続きはe-Taxでできる

2020年まで、ダイレクト納付をはじめるための手続きは「紙」しかありませんでした。

税金の支払いをかんたんにするための手続きなのに、わざわざ紙に印鑑を押す必要があったのです。

 

しかし、2021年から「e-Tax(WEB版)」を使うことで、オンラインで申請できるようになりました。(なぜか個人だけ、、)

 

具体的な手順ですが、

  • 利用者識別番号(e-Taxを使うためのID)
  • マイナンバーカード

のどちらかでログインします。

税理士にお願いしているなら、「暗証番号」とあわせて聞いておきましょう。

 

はじめて使う場合、メニュー左の「利用者情報の登録」も必要です。

登録できたら、「申告・申請・納税」をクリック。

 

「新規作成」→「ダイレクト納付利用届出書」を選びましょう。

 

「注意事項~」を開くと、チェックマークをつけられるようになります。

 

金融機関を選択し、口座情報を入力したら完了です。

 

ダイレクト納付ができる金融機関とは?

ダイレクト納付ですが、残念ながらすべての金融機関でできるわけではありません。

「住信SBIネット銀行」といったインターネット銀行は対応してないのです。

 

ほかにオンラインで税金を払う方法として、

  • クレジットカード
  • インターネットバンキング

もあるので、「ダイレクト納付のために口座をつくるのはちょっと、、」という方は、クレジットカードで払うといいでしょう。

手数料はかかりますが、「銀行にいかなくてもいい」というメリットだけではなく、ポイントもつきます。

freee+e-Taxで確定申告した場合のクレジットカードでの支払い方法を解説します!

 

ちなみに、ダイレクト納付はインターネットバンキングの契約をしていない銀行でも使うことができます。

「インターネットバンキング支払い」とまちがいやすいので、注意するようにしましょう。

 

まとめ

e-Taxでダイレクト納付の届出をするやり方について書きました。

銀行で源泉所得税を払っているという方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

■娘(7歳)日記

父の日のプレゼントに、手紙とロールケーキをつくってくれました。

手紙は仕事用のカバンにしまっているのですが、すべて保管しているのでパンパンです。