フリーランスの住民税はいつ払う?「高すぎ…」と驚かないためにやることとは?

フリーランスの住民税は、毎年6月から払うことになります。
「高すぎ…」と驚くまえに、やっておくべきことをお話しします。
フリーランスの住民税はいつ払う?計算方法は?
フリーランスの住民税は、毎年6月になるとやってきます。
確定申告から遅れてやってくるので、「市役所からの紙にびくびくしている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(わたしも子犬のようにびくびくしていました)
確定申告で払うことになる税金(所得税)は、あらかじめ金額がわかります。
しかし、住民税は市町村が計算するため、計算方法を知らないと金額はわからないのです。
「ざっくり知りたい」という場合は、確定申告書のここをみておきましょう。
「30番(課税される所得金額)の10%」が住民税の金額になり、4回(6月、8月、10月、1月)にわけて払うことになります。
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住民税(県民税、市民税)高すぎ…と驚かないためには?
「住民税高すぎ…」と驚かないために、かんたんにできることがあります。
- 青色申告
「白色申告」で確定申告をしている人は、今すぐ「青色申告」にしましょう。
青色申告には2段階ありますが、かんたんなほうの青色申告は、白色申告とやることがかわりません。
具体的には、「青色申告したいとお願いする紙(青色申告承認申請書)」を提出するだけです。
住民税だけでも1万円は安くなり、ほかの税金や国民健康保険も安くすることができます。
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- ふるさと納税
ふるさと納税は、「住民税の前払い」です。
ふるさと納税をすることで、住民税の金額を分散することができ、負担感を少しやわらげることができます。
節税ではありませんが、2,000円でいろいろな特産品をもらうことができます。
「聞いたことはあるけどやっていない」という方は、チャレンジしてみましょう。
定期的に数字をみることで耐性をつくる
「年に1回、確定申告のときだけ税金について考える」という方は多いです。
しかし、それでは所得税や住民税といった「税金」はもちろん、売上や利益といった「数字」までも他人事になってしまいます。
- 毎月
- 3か月に1回
- 半年に1回
など、定期的に事業(会計ソフト)の数字をみるようにしましょう。
「どこをみればいいかわからない」という場合、「月の推移」をみておけばまちがいありません。
たとえば、クラウド会計のfreeeなら「レポート」→「月次推移」で、
(スタータープランではみれません)
マネーフォワードなら、「会計帳簿」→「推移表」で確認できます。
(パーソナルミニプランではみれません)
最初は「なんとなく眺める」だけでも大丈夫です。
数字に興味をもつことで税金に対する「耐性」もつき、事業を成長させるための「支え」にもなってくれます。
まとめ
「住民税高すぎ…」と驚かないために、フリーランスがやっておくべきことについて書きました。
■娘(7歳)日記
ひらがなの練習(宿題)をがんばっています。
すでにわたしより字がうまく、お風呂で書きかたのコツを教えてもらうことも。