年収はいつからいつまで?ふるさと納税と年収期間の関係とは?

給料日が月をまたぐ場合、年収は1月~12月に実際にもらった金額になります。
年収とは?いつからいつまで?
1年間の収入である年収。
手取りではなく、社会保険料や源泉所得税をひかれる前の金額(額面金額)で計算します。
給料日が20日締め25日払いの場合、「1月25日~12月25日にもらった金額」が年収になります。
しかし、会社によっては給料日が月をまたぐことも。
たとえば末締め翌5日払いの場合、年収として計算するのは1月5日~12月5日にもらった金額です。
つまり、1月~12月に働いた金額ではなく、「前年12月~今年11月に働いた金額」が年収になるのです。
ふるさと納税はいつからいつまでの収入で計算するの?
節税ではありませんが、2,000円でいろいろな返礼品がもらえるふるさと納税。
できるだけたくさんの返礼品をもらうためには、年収によって決まる「限度額」を計算する必要があります。
限度額には住民税が関係してくるのですが、「1年遅れてやってくる住民税」のせいで、いつの年収で計算すればいいのか混乱する方も。
たとえば、2020年分の確定申告(2021年に申告)でふるさと納税をしたい場合、2020年の年収をもとに2020年中に寄付をしなければいけません。
年末に駆けこみで寄付するのもいいですが、年収を予測して少しずつ寄付をしておき、12月に調整する方法が慌てることもなく安心です。
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副業(個人事業主)の年収はいつからいつまで?
会社員の年収やふるさと納税は、お金が動いたときと連動しています。
注意しないといけないのは「会社員が副業をしているケース」。
給与の収入と副業の収入を合計して確定申告をすることになりますが、副業についてはお金の動きは関係ありません。
「1月~12月に働いて、もらえることが決まっている金額」が副業でいう年収になるのです。
「お金をもらっていないのに収入なの??」と特にまちがいやすいところです。
確定申告書を作成するときは、年収のちがいに気をつけるようにしましょう。
(2022年分の確定申告から売上金額によって副業の申告方法がかわります)
まとめ
会社員の年収の考え方について。
ふるさと納税や副業をしている方は参考にしてみてください。
■娘日記
鬼滅の刃にハマった娘。毎日のように竈門禰豆子(かまどねずこ)の服を着ています。
ちなみに、トイレットペーパーでつくった竹をくわえる本格派です。