合同会社はやめとけ?やばい?注意すべきポイントがわかれば大丈夫!

2023年7月21日

合同会社は「やめとけ」「やばい」と言われることがあります。

注意すべきポイントを押さえて、安心して合同会社を選びましょう。

 

合同会社は定款のテンプレートに注意しよう

合同会社を設立するうえで重要なものに、「定款」があります。

会社のルールをまとめているものなので、書いてあることに従って、行動しなければなりません。

 

合同会社は自分でつくることもできるので、「定款はテンプレートでいいや」とやってしまいがちです。

ですが、「自分が亡くなったときに権利(持分)がどうなるか」だけは、チェックしておきましょう。

 

「持分は相続される」というルールがないと、

  • ひとり社長が亡くなったら会社も消えてしまう
  • 相続税を計算するうえで税金が高くなってしまう

というデメリットがあります。

 

すでに定款がある方は、今すぐに変更しておきましょう。(社員の同意があれば登記は不要です)

ChatGPT-4(AI)は生前対策に使えない?税理士が相談してみた結果とは?

 

合同会社はひとりで設立しよう

株式会社もそうですが、特に合同会社は、ひとりで設立することをおすすめします。

 

合同会社では、最初に出したお金の割合ではなく、おなじ割合で権利を持っています。

つまり、お金を出した人が複数いる(多数決になる)と、意見が割れたら会社が動かなくなってしまうのです。

 

また、株式会社とちがって、会社のお金をわけるときの計算もめんどくさいです。

Excelなどで「持分の管理表」をつくって、いざというときに備えるようにしましょう。(ひとり社長なら不要です)

 

合同会社はあやしいは信じなくていい

「合同会社はあやしい」ということは、一切ありません。

  • Google
  • Amazon
  • Apple

といった有名な会社も、じつは合同会社をもっています。

 

株式会社と比較したときの、

  • 設立の費用が安い
  • 役員の任期がない(ランニングコストも安い)

といったメリットは、ひとり社長にとってかなり大きいものです。

 

デメリットになりそうなポイントを押さえたうえで、安心して合同会社と株式会社を検討するようにしましょう。

「法人設立ワンストップサービスやってみた!」税理士が使ってみたので、やり方を解説します!

 

まとめ

合同会社の設立の注意すべきポイントについて書きました。

「どっちにしたらいいかわからない…」という方は、単発相談をご利用いただければ。

 

◆娘(9歳)日記

娘とふたりで、イオンでデート。

「ハッピーセット(マック)のおもちゃ、なんでもいいや」という大人な発言も聞けました。(結局遊んでいましたがw)