「ジョブカン会計」と「freee」「マネーフォワード」を比較!クラウド会計の壁を超えられるのか?

給与計算ソフトが有名なジョブカン。

新サービスとしてジョブカン会計が発表されたので、早速使ってみました。

 

ジョブカン会計とは?料金はいくら?

ジョブカン会計とは、弥生会計を開発していたチームがつくったクラウド会計です。

クラウドサービスの便利さはそのままに、

  • freee
  • マネーフォワード

のデメリットとして耳にする、「操作性」を快適にしたとのこと。(インターネットを使うクラウド会計は動きがもっさりしがち)

 

気になる料金ですが、「freee」「マネーフォワード」と比較すると、若干高くなっています。

2021年8月現在、最大3か月の無料キャンペーンをやっているので、早速使ってみました。

 

ジョブカン会計とfreee・マネーフォワードのちがいとは?

ジョブカン会計は、ホームページから登録することができます。(どの会計ソフトもそうですが、勝手にメルマガ登録するのはやめてほしいです)

 

最初から登録されている「サンプルデータ」のおかげで、すぐに試せるのはありがたいですね。

 

文字がすべて灰色になので焦りましたが、ちゃんとクリックできます。(ちょっと読みにくい…)

 

freee・マネーフォワードでは使いにくい「ショートカットキー」も充実しています。

ホーム画面でしか確認できないので、Gmailのように「ショートカットキー一覧」を呼びだせたらいいですね。

 

クラウド会計で1番重要なのが「データ連携」。

銀行・クレジットカードなどのデータをそのまま使うことで、経理の手間を減らすことができます。

ですが残念なことに、現状では「ジョブカン会計の使い勝手はよくない」です。

 

まず、「Account Tracker」という別のサイトに登録するのがめんどくさい。

 

しかも、連携できるのが、

  • 銀行
  • クレジットカード
  • 一部の電子マネー

だけで、「Amazon」「楽天市場」といったECサイトや、「PayPal」「Square」のような決済サービスは連携できないのです。

わたしのように「経理をできるだけ効率化したい人間」からすると、この時点で選択肢から外れてしまいそうです。(操作性を優先しているので、データ連携の重要度が低いのかもしれません)

 

ほかのソフトにはない「前年度参照」。

年度を切り替えずに前年のデータを確認したり、コピーして今年の経理に使えるのはうれしいです。

 

会計ソフトでよく使う「年間推移」。

「要約」「損益積上」といっためずらしい機能もありますが、フリーランス・中小企業にはいらない気がします。(それより貸借対照表・損益計算書の順番を変更できるようにしてほしい…)

 

エクスポートしたデータがこちら。

不要なスペース・いらない情報が少ないデータは好感がもてます。

 

ジョブカン会計はfreee・マネーフォワードと比較してどうなの?

ジョブカン会計を使ってみた感想ですが、クラウド会計をちゃんと活用できているなら、「freee」「マネーフォワード」と比べるとやや見劣りします。

 

「インストール型(弥生会計)のような、さくさく動くクラウド会計がいい」という方にとっては、便利かもしれません。

ですが、クラウド会計は「できるだけ操作しない」ことが大切なので、フリーランス・中小企業にとっては微妙なポジションかなと。

 

クラウドサービスは、日々進化していくものです。

ひとりのユーザーとして、ジョブカン会計の未来を期待しています。

freee(フリー)を使いこなすためには?自動で経理の「自動登録ルール」を見直しましょう!

 

まとめ

ジョブカン会計とfreee・マネーフォワードについて書きました。

「だれのための会計ソフトなのか」という視点を忘れずに、使いやすさを追求してほしいです。

 

■娘(7歳)日記

人が少ないプールも閉鎖してしまったので、今年最後のプールは庭で。

思っていた以上に冷たかったので、ひとりバケツリレーをしました。

娘のために流す汗、快感です。(ドMではありません)