freee(フリー)を使いこなすためには?自動で経理の「自動登録ルール」を見直しましょう!

freee(フリー)には、自動で経理をしてくれる「自動登録機能」があります。
自動登録のルールを見直すことで、freeeをより使いこなすことができるようになります。
freee(フリー)の「自動で経理」機能とは?
クラウド会計ソフトであるfreeeには、
- クレジットカード
- インターネットバンキング
といったデータから取引を推測し、自動で経理を行ってくれる機能があります。
この機能には大きくわけて、
- 取引データから経理を推測する
- 取引データから経理を登録する
の2種類があるのですが、「経理を登録する」という機能はクラウド会計ソフトの中でもfreeeにしかありません。
つまりfreeeでは、自動登録ルールの内容・精度を高めておくことで、人が手を動かすことなく経理を終わらせることができるのです。
クラウド会計とは?AI(人工知能)と同じで「できること」と「できないこと」のちがいを意識しましょう!
freee(フリー)の自動登録ルールは「部分一致」がおすすめ
自動で経理の設定方法ですが、たとえばこんなデータがあるとします。
イオンモール岡山でクレジットカードを使った買い物をしたのですが、プライベートのものなのに「経費」として推測されています。
今後はイオンモール岡山で買い物した場合、経費ではなく「プライベート」として自動で登録してほしい。
そんな場合には、右にある「詳細」をクリックしましょう。
まず、勘定科目を「消耗品費(経費)」から「事業主貸(プライベート)」に修正します。
(相殺されるので「事業主貸」「事業主借」はどっちでもいいです)
下にある「取引登録後に自動登録ルールを編集」にチェックをいれ、「登録する」をクリック。
自動登録ルールの条件を設定できる画面になります。
初期設定で決められているものを、
- 「完全一致」⇒「部分一致」
- 「取引を推測する」⇒「取引を登録する」
に変更しましょう。
「部分一致」にすることで、完全一致では対応できない「〇月分」のような、毎月かわってしまう項目に対応できるようになります。
また、「取引を登録する」にすることで、自動で処理してくれるため「確認⇒登録」の手間もなくなります。
忘れないように「設定する」をクリックしましょう。
これで登録は完了です。
freee(フリー)の自動登録ルールは修正・一括削除できる
freeeの自動登録ルールは、ほったらかしにするとどんどん増えていきます。
定期的に見直すことで結果的に時間の短縮につながるため、
「設定」⇒「自動登録ルールの設定」
から修正・削除するようにしましょう。
2019年11月18日から、自動登録ルールを一括削除できる機能も追加されました。
不要なルールにチェックをいれることで、まとめて削除することができます。
日々便利な新機能が追加されるのも、従来のインストール型にはないクラウド会計ソフトのメリットですね。
「freee」「MFクラウド」の減価償却をわかりやすく解説!固定資産台帳に登録しないと経費になりません!
まとめ
freeeを使いこなすための「自動登録ルール」について。
クラウド会計ソフトを生かすも殺すも人間次第、ということを忘れないようにしましょう。
■娘(5歳)日記
カラオケへいくたびに歌がうまくなり、毎回感動してしまいます。
最近では、ガリガリや妻の歌にあわせてオリジナルダンスを踊るようになりました。
かわいすぎて歌どころではありません。