節約と節税はどっちがおすすめ?ひとり社長やフリーランス(個人事業主)がよくやる失敗とは?

ひとり社長やフリーランスなど、自分で事業をしている方にとって、節約より節税という言葉のほうがひびきます。

ですが、「お金をたくさん残す」という本当のゴールに近いのは節約です。

 

会社(法人)が節税する本当の目的とは?

自分で事業をしている方に気をつけてほしいのは、「節税」という言葉にひっぱられすぎないことです。

たしかに、税金をたくさん払っても得するわけではないので、どうせなら少ないほうがうれしいですよね。

 

しかし、節税という強力すぎるキーワードのせいで、本来の目的を見失っている方がたくさんいらっしゃいます。

なんのために節税をするかというと、生きるために必要なお金をできるだけ残すためなのです。

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経費を増やす節税の注意点とは?

節税には大きくわけて、

  • 経費(控除)を増やす
  • 直接税金を減らす

という2つの方法がありますが、特に「経費を増やす」が失敗しがちです。

 

たとえば、おなじ商品を買ったとしても、経費にできるなら20%~30%引きで買ったことになります。

ですが、それが無駄な経費だったとしたら、税金が安くなって得した金額より、そもそも経費を使わなかったほうがお金が残るのです。

 

「半額シールのせいでいらないものを買っちゃった」という経験がある方ならピンときますよね。(わたしもやりがちです、、)

事業を続けるうえでかかせないお金のためには、節税より節約のほうがいいのです。

 

中小企業の節税は銀行の印象もよくない

経費を増やしすぎると、銀行からの印象もよくありません。

銀行がお金を貸したいと思うのは、儲けがしっかり出ていて、お金をたくさんもっている会社です。

 

税金を減らしたいからといって経費を増やしてしまうと、決算書の見た目も悪くなってしまいます。

「節税のやりすぎは、お金も融資でも損する」ことを覚えておくようにしましょう。

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まとめ

節約と節税はどっちがおすすめかについて書きました。

税金を減らすことを気にしすぎるより、お金を増やすことを考えることをおすすめします。