月末に退職すると社会保険料が2か月分に?必ずしも損をするわけではありません!

2019年7月19日法人, 確定申告, 税金

退職日が月末かどうかで、最後の給与からひかれる健康保険・厚生年金の金額がかわります。

しかし、必ずしも損をするわけではありません。

 

社会保険とは?正社員であるサラリーマンは強制加入

会社は社会保険に強制的に加入しなければなりません。

つまり、正社員であるサラリーマンも加入するしかないのです。

(パート・アルバイトは勤務時間によります)

 

ここでいう社会保険とは、

  • 健康保険
  • 介護保険
  • 厚生年金

をまとめて呼ぶための形だけの名前です。

 

健康保険を支払っているおかげで、病院での支払いが3割負担で済んでおり、

厚生年金を支払っているおかげで、将来もらえる年金が個人事業主より増えるのです。

(個人事業主の多くは社会保険のかわりに国民健康保険・国民年金に加入)

 

会社の規模で加入団体が異なり、

  • 一般企業 ⇒協会けんぽ
  • 大企業  ⇒組合健保

組合健保のほうが保険料が安かったり、医療費の負担が少なくなったりと優遇されています。

しかし、赤字で運営が厳しい組合も多く、数は年々減っています。

 

給与からひかれる社会保険料は前月分?翌月徴収・当月徴収とは?

実はこの社会保険、ほとんどの場合で給与からひかれているのは先月分。

たとえば、3月分の給与からひかれている社会保険料は2月分なのです。

 

つまり、3月末で退職し4月分の給与がない場合、最後の給与から2か月分(2月と3月)の社会保険料がひかれることに。

 

社会保険料って高いですよね。

地域によって若干ちがいますが、岡山では額面の15%にもなります。

(正確には30%ですが半分は会社が負担してくれています)

 

最後の給与なのにたくさんひかれてがっかり、なんてことにならない方法。

それが「退職日を月末以外にする」です。

 

退職日を月末以外にすると社会保険は1か月分

社会保険は月末に在職している場合、その月分の支払い義務が発生します。

 

つまり、退職日を月末以外にすることで、

  • 3月31日に退職 ⇒3月分も支払う
  • 3月30日に退職 ⇒2月分まで

のようにひかれる社会保険料が減るのです。

 

「1か月分得した!ラッキー!」

と言いたいところですが、ちがいます。

1か月分が免除されるわけではありません。

 

もちろん、扶養の有無や将来の年金などを考慮すると、有利不利は少なからずあります。

(国民健康保険には扶養制度がなく、厚生年金は国民年金よりもらえる年金が増える)

 

しかし、3月分を社会保険として支払うのか、国民健康保険+国民年金を支払うのか。

ただそれだけなのです。

 

まとめ

退職日によって社会保険の支払い方法はかわります。

ちなみにわたしは、3月30日の退職としました。

有給休暇の取得が義務化されます。この機会に生き方・働き方を見直しませんか?

 

■娘日記

病気であまり遊べずストレスがたまっているようで。

些細なことで怒られ、しょんぼり気味のガリガリです。


Posted by 中原牧人