ワールドコインに登録して仮想通貨をもらったら税金はどうなる?

「web3+ベーシックインカム」ということで、おもしろそうなワールドコイン。
登録して仮想通貨をもらったら、税金の対象にはなりますが、実際に払うことはありません。
ワールドコイン(ベーシックインカム)とは?
ワールドコイン(Worldcoin)とは、ChatGPTをつくったOpenAIのサム・アルトマンがはじめた、web3のベーシックインカムプロジェクトです。
2023年8月現在、日本では東京でしか登録することはできませんが、目をスキャンすることで、「ワールドコイン」という仮想通貨をもらうことができます。
ベーシックインカムなので、「働かなくてもお金をもらえる」ということ。
今後、さらに仮想通貨をもらえるようになったら、税金はどうなるのでしょうか。
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ワールドコインで仮想通貨をもらったら税金はどうなる?
ワールドコインで仮想通貨をもらったら、税金の対象になります。
- 生活保護
- 児童手当
- 出産育児一時金
など、日本のルールで税金がかからないものはありますが、ワールドコインはその対象になっていないからです。
ですが、ただでお金をもらったときの税金は、ちょっと有利になっています。
「一時所得」という方法で計算するので、年間50万円までなら税金を払わなくていいのです。
ワールドコインで最初にもらえる仮想通貨は、日本円にすると約7000円。
つまり、ワールドコインに登録して仮想通貨をもらっても、確定申告でなにもしなくていいということです。
ワールドコインと仮想通貨を交換すると税金がかかる
気をつけてほしいのが、ワールドコインとほかの仮想通貨を「交換」したときです。
仮想通貨は売ったときだけではなく、仮想通貨同士を交換したときにも税金がかかります。
仮想通貨の交換はちょっとの金額でも税金がかかるので、確定申告で忘れないようにしましょう。
ちなみに、「仮想通貨の税金を変えてくれ」という要望が、毎年のように国に出されているので、近いうちにルールが変わる可能性はあります。
最新情報を知りたいという方は、web3の税金も発信しているわたしのYouTubeに登録していただければうれしいです。
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まとめ
ワールドコインに登録して仮想通貨をもらったときの税金について書きました。
ワールドコインがどうなっていくのか、これからが非常に楽しみです。
◆娘(9歳)日記
夏休みの疲れが出たのか、高熱でダウン。
お互いの大切さがあらためてわかるので、病気も捨てたもんじゃないですね。