DAO(web3)と会社のちがい!ルール(法人格)がないと困ることとは?

DAOにルールをつくろう、という国の話し合いが進んでいます。

web3好きの税理士が、「DAOのルールがないと困ること」について解説します。

 

DAO(web3)と会社のちがいとは?

web3で注目を集めている、DAO(分散型自律組織)。

会社と大きくちがうのは、「人格(法人格)が認められていない」というところです。

 

つまり、DAOでやっていることすべてが、メンバーである個人に関係してきます。

「それはまずいよね」ということで、自民党のweb3プロジェクトチームが「DAOルールメイクハッカソン」を開催しているのです。

 

では、法人格が認められると、なにができるようになるのでしょうか。

DAOは合同会社が近い?税金のルールは会社の種類によって変わる!

 

DAOにルール(法人格)があるとできることとは?

法人格があると、DAO名義で契約ができるようになります。

たとえば、DAO名義で銀行口座をつくったり、DAO名義で不動産(土地・建物)を買ったりなんてことも。

 

ですが、web3が好きな方にとっては、魅力的に感じませんよね。

DAOにルールがあったほうがいい理由は、「あると便利」ではなく、「ないと困る」からです。

 

DAOにルール(法人格)がないと困ることとは?

DAOにルールがないと、管理がむずかしくなります。

ほったらかしの空き家を想像すると、ピンとくるのではないでしょうか。

 

また、DAOに法人格がないと、税金を払いたくても払うことができません。

たとえば、NFTを売って運営資金を集めたい場合、「だれの名義で税金を払うのか」ということになります。

 

ちなみに、DAOでトラブルが発生したときに、だれが責任をとるのかもはっきりしません。

会社のようにルールがないと、「DAOの問題はDAOで解決しよう」ができないのです。

マイナウォレットとは?web3(仮想通貨・NFT・DAO)への影響は?

 

まとめ

DAOにルールがないと困ること、について書きました。

今後も、YouTube・ブログ・SNSで、web3の役立つ情報を発信していきます。