FINANCIE(フィナンシェ)トークンの税金は仮想通貨とちがう?

ブロックチェーンとクラウドファンディングを合体した、FINANCIE(フィナンシェ)。

じつは、トークンの種類によって、税金の計算方法がちがいます。

 

FINANCIE(フィナンシェ)とは?

フィナンシェとは、トークン(デジタルのお金)を使ってプロジェクトを応援する、新しいクラウドファンディングです。

わたしも経験したことがあるのですが、これまでのクラウドファンディングでは、「お金を払って、お礼をもらったらおわり」のように、その場かぎりの応援になっていました。

 

ですが、フィナンシェではトークンを持ち続けることで、好きなプロジェクトを継続的に応援することができます。

それだけではなく、売ってお金に変えることもできるので、「ずっと応援していたら儲かっていた」なんて可能性もあるのです。

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FINANCIE(フィナンシェ)には2種類のトークンがある

フィナンシェのトークンには、2つの種類があります。

 

1つ目が、フィナンシェトークン(FNCT)という、フィナンシェ全体を応援するトークン。

このトークンは、「ビットコイン」「イーサリアム」とおなじように、ブロックチェーンで動いています。

 

もちろん、フィナンシェの中だけではなく、仮想通貨の取引所で売買することもできます。

つまり、ほかの仮想通貨とおなじように、「雑所得」として税金を計算することになります。

 

気をつけてほしいのは、2つ目のコミュニティトークン(CT)という、実際にプロジェクトを応援するためのトークンです。

トークンという名前ですが、フィナンシェトークンとちがって、仮想通貨ではないのです。

 

コミュニティトークン(CT)の税金は仮想通貨とちがう

フィナンシェでメインとなる、コミュニティトークン。

 

「クレジットカードで買えるし、便利な仮想通貨だな」と思いきや、ブロックチェーンとは関係なく、フィナンシェでしか使うことができません。

つまり、フィナンシェ限定の「デジタルなアイテム」なのです。

 

コミュニティトークンを売った場合、「雑所得」ではなく、NFT(2次流通)とおなじ「譲渡所得」という方法で計算します。

儲ける目的でガンガン売っていると雑所得になりますが、手数料が10%もかかるので、そもそも投資としてはおすすめできません。

 

ちなみに、譲渡所得には「年間50万まで税金がかからない枠」があります。

コミュニティトークンを売って儲かったとしても、税金0という方がほとんどなのです。

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まとめ

フィナンシェトークンの税金には2種類あるということを書きました。

トークンの税金について相談したい方は、単発(スポット)相談をご利用ください。