建物更生共済の積立金を支払ったときや満期金をもらったときの確定申告

2019年3月30日税金

こんにちは。ガリガリ税理士の中原(@makito_tax)です。

 

実は、建物更生共済には積立金が存在します。

 

 

建物更生共済とは?地震保険料控除になったり経費になったりする

建物更生共済とは、JA共済が販売する建物・家財を保障する共済です。

年末に「地震保険料控除証明書」が送られてくるので、紛失しないように。

 

自分や家族がもっているものに対する保険は、確定申告で「地震保険料控除」となり、税金が安くなります。

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他人に貸している不動産に対する保険は地震保険料控除とはならず、「損害保険料」として経費になります。

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この建物更生共済、火災保険にはめずらしい積み立て型なので、満期金があります。

積み立て部分は将来かえってくるので、今は経費にはなりません。

 

経費になるのは「必要経費・損金対象額」と書かれている金額だけなのです。

 

 

建物更生共済の満期金をもらったときの確定申告

ややこしいのが、建物更生共済が満期になり、積み立て部分が返ってきた場合です。

支払ったときは経費として決算書の中にでてくるのに、戻ってきたら決算書の外に飛び出します。

 

どこに飛ぶかというと、

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ここです。

  • 支払ったとき ⇒ 不動産所得
  • 戻ってきたとき ⇒ 一時所得

となるのです。

 

不動産所得の収入としてしまうと、全額が税金の対象になってしまうので間違えないように。

 

 

計算方法は、

(戻ってきた金額ー支払った金額ー50万円)×1/2

ですが、ここでいう支払った金額は経費にならなかった積み立て部分の金額です。

 

「必要経費・損金対象額」はすでに経費としているので、今回はひくことができません。

具体的な金額は、JAに確認したほうがいいです。

 

 

まとめ

建物更生共済の積立金を支払ったとき、満期金をもらったとき。

「積み立て」と「掛け捨て」をわけて考えるようにしましょう。

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Posted by 中原牧人