freeeからe-Tax(電子申告)で確定申告する方法とは?

正月三が日が終わると、確定申告ができるようになります。
2020年1月6日である本日、「freee」と「e-Tax(電子申告)」を使って自分の確定申告を済ませたので、その方法を解説します。
(土日の関係で2020年は1月6日から)
freeeで確定申告書を提出する方法は5通りある
freeeを使って経理をしている場合、データの入力が終わったからといって、確定申告が終わるわけではありません。
freeeでまとめたデータを別の書類(確定申告書)に反映し、税務署に提出しなければならないのです。
2020年は「2月17日(月)から3月16日(月)」が確定申告の期間とされています。
しかし、正月三が日が終わると、期間前にもかかわらず提出することができるのです。
確定申告は期間前(2月16日より前)でも提出できる?還付申告だけではありません!
提出方法としては、
- 申告フリー(経理用の会計フリーとは別のソフト)を使い、インターネットから提出
- e-Tax(国が用意している専用のソフト)を使い、インターネットから提出
- 確定申告書等作成コーナー(国税庁ホームページ)を使い、インターネットから提出
- 印刷した書類を郵送で提出
- 印刷した書類を税務署に持参
の5通りがあり、上から順番に手間が少なく楽ちんです。
しかし、申告フリーは会計フリーの料金とは別にウン十万円かかり、税理士以外の方が使うには現実的ではありません。
今回はe-Taxを使い、インターネットから提出する方法を説明していきます。
(マイナンバーカード、カードリーダーが必要になります)
freeeからe-Tax(電子申告)する方法とは?
まず、「確定申告」から「確定申告書類の作成」をクリックします。
名前、住所などの基本情報を入力しましょう。
提出方法は「e-Taxで電子申告」を選択します。
基本情報の入力が終わったら、確定申告書の作成になります。
〇✕形式なので、順番にチェックしていきましょう。
〇の場合は、追加で入力していくことになります。
(✕の場合はクリックせず、そのままスルーしても問題ありません)
すべての項目を確認すると、確定申告書が完成します。
画像をクリックし、内容を確認しておきましょう。
いよいよ確定申告書の提出です。
「e-Tax用ファイルをダウンロード」から作成したデータをダウンロードします。
e-Taxには、
- WEB版
- ソフト版
の2種類がありますが、今回はWEB版を使います。
あらかじめ準備(セットアップ)をしておきましょう。
e-Tax(WEB版)にログインします。
GoogleChromeでも進めていくことはできますが、最後の送信でエラーになります。
面倒ですが、Windowsでは「Internet Explorer」「Microsoft Edge」、Macでは「Safari」を使いましょう。
Chromeの拡張機能にショートカットキーが存在した!設定方法をわかりやすく解説します!
「申告・申請・納税」をクリックします。
はじめて使う方は「利用者情報の登録・確認・変更」から利用者情報を登録しましょう。
「作成済みデータの利用」からfreeeで作成したデータを送信します。
データの取り込みが終わったら、「マイナンバーカード」「カードリーダー」を使い、電子署名をしましょう。
署名が済んだら送信ができるようになります。
送信が完了すると、申告した証明としてこんなデータが送られてきます。
銀行などから提出を求められるため、「Ctrl+P(印刷のショートカットキー)」からPDFで保存しておきましょう。
確定申告書の控えは、受信データの「帳票表示」から保存できます。
これで完了です!
といいたいところですが、残念ながらもうひと手間あります。
freeeの総勘定元帳はPDFで保存!弥生会計CSVのエクスポートも便利!
「経費の領収書は7年間保存しなければいけない」ということをご存知でしょうか。
このほかにも、
- 総勘定元帳
- 仕訳帳
という「経理内容をまとめた書類」を保存する必要があります。
「レポート」⇒「総勘定元帳」「仕訳帳」からPDFでエクスポートしましょう。
それぞれ右上から、エクスポートすることができます。
会計ソフトを変更する可能性を考えると、仕訳帳はCSV(移行用のデータ形式)でも保存しておくと安心です。
(通常のCSVでもいいですが、弥生会計CSVが使いやすくておすすめです)
出力したデータは、総勘定元帳・仕訳帳の「出力した帳票一覧」からダウンロードできます。
以上ですべて完了です。おつかれさまでした!
まとめ
freeeからe-Tax(電子申告)で確定申告する方法について。
確定申告書の作成にあたって不明なところがあれば、専門家に相談するようにしましょう。
■娘(5歳)日記
娘がかわいがっていたハートちゃん(コオロギ)が亡くなりました。
残念ながら年を越すことはできませんでしたが、約3か月も一緒に暮らしてくれました。
命の尊さが、少しでも娘に伝わったらなと思います。