墓じまい(散骨・遺骨処分)で生前対策!費用や慣習より大切な家族のことを考えよう!

気づかないうちに毎年の負担になっている、お墓のそうじ。

家族のことを考えるなら、墓じまいを検討しましょう。

 

生前対策にお墓の購入はおすすめしない

生前対策のひとつとして、「元気なうちにお墓を購入する」というものがあります。

たしかに、お金がお墓に形を変えると、その部分には税金がかからなくなります。

 

ですが、お墓の管理やそうじは、かなりの肉体的・精神的な負担になるものです。

生前対策を考えるうえで、「税金のことだけ気にする」というのはおすすめしません。

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お墓参りは残された家族の負担になる

毎年夏になると、母は近くのお墓を1日かけてきれいにしていました。

若いうちはよかったかもしれませんが、年をとってくると辛そうなので、「もうちょっと適当にやればいいじゃん」とアドバイスしたこともあります。

 

お墓にいったところで、亡くなった人に会えるわけではありません。

「お墓は本当に必要なのか」をあらためて自分に問いかけてみましょう。

 

墓じまいで本当の生前対策をしよう

「お墓はいらないかもしれない」と思った方におすすめなのが、「墓じまい」です。

お墓をやめてしまい、海や山に散骨することで、めんどくさい慣習から別れることができます。

 

「20~30万」という費用はかかってしまいますが、毎年消えていく時間や手間を考えると、決して高くはないでしょう。

できるだけ早く、今あるお墓や自分の墓について、家族と話し合ってみてはいかがでしょうか。

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まとめ

墓じまいで生前対策をしようということを書きました。

生前対策をするなら、税金のことは最後に考えるようにしましょう。