メルカリの仮想通貨(暗号資産)決済!わかりにくい税金のタイミングとは?

2024年5月21日から、メルカリでイーサリアム取引がはじまりました。

メルカリで仮想通貨を使っている方は、「税金がかかる2つのタイミング」に注意しましょう。

 

メルカリの仮想通貨取引(ビットコイン・イーサリアム)とは?

2023年3月からはじまった、メルカリでのビットコイン取引。

利用者は200万人を超え、多いときには1ヶ月で10万回も決済に使われました。

 

そこで新たに導入されたのが、ビットコインとおなじぐらい有名なイーサリアム。

では、メルカリで仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)を使うと、税金はどのタイミングでかかるのでしょうか。

FINANCIE(フィナンシェ)トークンの税金は仮想通貨とちがう?

 

メルカリは仮想通貨で購入すると税金がかかる

わかりやすいのは、仮想通貨を売ったときです。

株を売ったときとおなじように、儲け(売ったときの金額-買ったときの金額)が出ていると税金の対象になります。

 

ややこしいのは、仮想通貨を使ってメルカリで買いものをしたとき。

  1. 仮想通貨を売ってお金をもらう
  2. もらったお金で買いものをする

という流れになっているので、仮想通貨を売ったときのように税金がかかるのです。

 

「儲けが20万までなら確定申告しなくていいんでしょ」と思うかもしれません。

たしかに、会社員には雑所得20万ルールはありますが、「住民税の確定申告」は金額に関係なくやらないといけないのです。

 

仮想通貨は交換・寄付にも税金がかかる

メルカリのおかげで、仮想通貨のハードルは下がりました。

「メルカリ以外でも使ってみよう」という方には悲しいお知らせですが、「どんなときも税金」くらいに考えておきましょう。

 

たとえば、

  • 仮想通貨同士を交換
  • 仮想通貨で寄付

のときにも、儲けが出ていれば税金がかかります。

 

毎年のように、仮想通貨の税金はいい方向に変わっています。

「仮想通貨の税金は売ったときだけ」というweb3にやさしい未来も、決してゼロではないはずです。

【税制改正大綱2024(令和6年)】暗号資産(仮想通貨)の税金改正はどうなった?税理士が速報で解説します!

 

まとめ

メルカリの仮想通貨決済について書きました。

仮想通貨の税金について相談したい方は、単発相談をご利用ください。